2026年2月19日公開
TENPiNで何ができるの?第6回:顧客の傾向を知れば、戦略が変わる!グループ分析(顧客セグメント分析)
はやみ|「同じ商品を提案しているのに、なぜか反応がバラつく」 「チームでやり方を揃えたいのに、結局は担当者の感覚頼り」
営業や接客の現場で、こんなお悩みはありませんか?
実はその原因は、顧客全体の傾向が見えていないことかもしれません。TENPiNのグループ分析(顧客セグメント分析)なら、リストに入っている顧客をまとめて分析し、あなたの顧客にどんなタイプが多いのかをデータで可視化できます。それにより、「どんな伝え方が全体として届きやすいか」「どこに力をかけるべきか」が明確になります。
そこで今回は、TENPiNのグループ分析で何がわかり、どう戦略に活かせるのかを、現場目線でご紹介します。
目次
TENPiNのグループ分析(顧客セグメント分析)とは?
はやみ|TENPiNのグループ分析は、顧客を個人ではなく集団として捉える分析機能です。
顧客一人ひとりの理解はもちろん大切です。しかしながら実際の現場では「目の前の対応に追われ、全体改善まで手が回らない」「成果が出る人のやり方が共有できない」「場当たり的な施策が増えてしまう」のような状況になってしまいがちです。
このような状況から、抜け出すのに効果的なのが顧客リストをまとめて把握する=グループ分析です。
たとえば「見込み顧客リスト」「既存顧客リスト」「休眠顧客リスト」「イベント参加者リスト」など、目的別に作成したリストをそのまま分析し、そのリスト特有の傾向を可視化できます。それにより「既存顧客には、感性タイプが多いな」「思っていたより比較タイプが多いな」このような気づきが、営業・マーケティング戦略の出発点になります。
グループ分析での分析項目
TENPiNでは、以下のような切り口で顧客の傾向を確認できます。
年齢分析
顧客の性別と年齢を分析します。このリストの場合、30代女性が多いことが分かります。

3TYPE傾向
理性タイプ・比較タイプ・感性タイプの3タイプを分析します。

このリストの場合、比較タイプが一番多いことが分かります。次に平均出現率をみていきます。平均出現率とは、統計的にどの程度の割合で現れやすいかを示した基準値です。3タイプの平均出現率は以下の通りです。
比較タイプ:約40%
理性タイプ:約35%
感性タイプ:約25%
営業やマーケティングで顧客リストを分析した際、この平均出現率に近い構成であれば「一般的な市場構造に近い顧客層」と捉えることができます。そのため平均出現率との差分=戦略を調整すべきポイントだといえます。
またこのリストの場合、平均出現率で見ると感性タイプが(平均出現率25%)に対して+ 8%多いことが分かります。これは、この顧客リストが直感・雰囲気・共感・ブランドイメージといった要素に反応しやすい層で構成されていることを意味します。そのため、数字や機能説明を先に伝えるよりも「世界観やストーリー」「実績・権威性」「感情が動くビジュアルや言葉」を入り口にしたアプローチの方が、反応が高まりやすい傾向があると考えられます。
この平均出現率を基準に見ることで、自社の顧客リストが「一般的な構成なのか」「どこに偏りがあるのか」を把握でき、戦略やアプローチ設計に活かすことができます。
2TYPE傾向
リターンマネジメントとリスクマネジメント、目標計画型と臨機応変型、ビジュアル思考とデータ思考でそれぞれの顧客割合を分析します。このリストの場合、リターンマネジメント、目標計画型、データ思考の顧客が多いことがわかります。また、より深く分析したい場合は、平均出現率に着目してください。

リターンマネジメントとリスクマネジメント
成果や得られるメリットを重視する顧客か、失敗や不安を避けたい顧客かを把握することができます。この違いを把握することで、リターンマネジメントの顧客に対しては「メリット・効果・理想の未来を先に伝える」、リスクマネジメントの顧客に対しては「デメリットや不安要素を丁寧に解消してから進める」など、相手が安心して前向きになれる伝え方が分かります。
目標計画型と臨機応変型
ゴールや全体像を最初に知りたい顧客か、その場の状況に応じて柔軟に考えたい顧客か把握することができます。この違いを把握することで、目標計画型の顧客に対しては「先に結論・ゴール・流れを示す」、臨機応変型の顧客に対しては「会話しながら選択肢を整理していく」など、お客様の考え方に合った進め方ができます。それにより「話が分かりやすい」「押し付けられていない」と感じてもらいやすくなります
ビジュアル思考とデータ思考
イメージや雰囲気で理解する顧客か、数字や根拠で納得する顧客か把握することができます。この違いを把握することで、ビジュアル思考の顧客に対しては「写真・図・全体イメージを使って説明する」、データ思考の顧客に対しては「数値・比較・実績データを示して説明する」ことで、説明のストレスを減らすことが可能です。
12TYPE傾向
顧客が12タイプの中でどのタイプが多いのかを分析します。12タイプとは、TENPiNの独自分析により、理性タイプ・比較タイプ・感性タイプの3つのタイプをさらに細かく分類したものです。

特に多い上位3タイプに注目するといいでしょう。このリストの場合は、フィーリングタイプ、パイオニアタイプ、パッションタイプが多いことがわかります。また、より深く分析したい場合は、平均出現率に着目してください。
4TYPE傾向
顧客をプロデューサー・プランナー・イノベーター・ネゴシエーターの4タイプに分類し、それぞれの顧客割合を分析します。このリストの場合、イノベーターの顧客が多いことがわかります。また、より深く分析したい場合は、平均出現率に着目してください。

どのタイプが多いのかを把握することで、営業・接客時の進め方や、重視すべきポイントを明確にすることができます。
プロデューサータイプ
価値・利便性・費用対効果などを総合的に考え「失敗しない選択かどうか」を重視する顧客です。意思決定は慎重で、スピードよりも正確さや納得感を大切にします。
プランナータイプ
全体像や構造、企画意図を重視し、 今あるものをどう活かすかを考える顧客です。即決よりも、考える時間を持つことを好みます。
イノベータータイプ
新しさや可能性、スピード感を重視し、直感的に判断しやすい顧客です。 細かい条件よりも、将来性やインパクトに反応しやすい傾向があります。
ネゴシエータータイプ
自分にとっての必要性や関係性を重視し、 納得すると継続的な関係を築きやすい顧客です。 一方で、フォローが少ないと離れやすい傾向があります。
リズム傾向(日)(月)(年)
顧客がどのリズムに該当しているかを分析します。TENPiNの独自分析により、対象者のリズムを「日」「月」「年」の3つの時間軸で可視化します。
リズムは全部で10種類あり、顧客ごとに固有のサイクルを持っています。顧客のリズムを知ることで、好調期、低調期のサイクルやその時どのような現象や兆候が起こりうるか把握できます。そのため、リズムを意識して営業活動を行うことで、タイミングのズレを減らし、成約率や売上アップが期待できます。

例えば、このリストの場合、日のリズムが活動、調整、成果のリズムが多い顧客が多いことがわかります。また、より深く分析したい場合は、平均出現率に着目してください。
実際にやってみよう!
はやみ|ここではグループ分析の方法について解説します。
※TENPiNに入力されている顧客情報は全て、AIで出力した架空人物のものです。
分析したいリストを選ぶ
はやみ|「顧客一覧」をクリックします。

はやみ|顧客一覧の「絞込検索」をクリックします。

はやみ|分析したいリストのタグをクリックします。

※タグとは
顧客をグループ分けするための機能です。タグを活用することで、顧客を「新規」「既存」「VIP」などグループ分けできます。また、特定のタグごとに顧客情報を抽出することができるようになります。
はやみ|選択したタグは、色が白から黒に反転します。

はやみ|「検索」をクリックします。
はやみ|顧客一覧に戻ります。

分析結果を見る
はやみ|顧客一覧の「リスト分析」をクリックすると分析結果が表示されます。

はやみ|それぞれの項目を確認したい場合は、下へスクロールするか、もしくは、左端の知りたい項目をクリックしましょう。

はやみ|途中で、分析するリストを変更したい場合は「分析条件」をクリックします。

はやみ|分析条件をクリックすると、分析条件の画面が表示されます。

はやみ|理性タイプの顧客の年齢分析を知りたい場合、理性タイプのチェックボックスにチェックを入れて、分析をクリックします。

はやみ|そうすると理性タイプの顧客だけの分析結果が表示されます。

はやみ|また、理性タイプの顧客を知りたい場合は「顧客一覧」をクリックします。

はやみ|理性タイプの顧客一覧が表示されます。

はやみ|紙もしくはPDFで分析結果を取得したい場合は「顧客分析レポート出力」をクリックします。

はやみ|顧客分析レポートが2枚出力されます。
グループ分析(顧客セグメント分析)に関するよくある質問
りーくん|グループ分析は、どんな顧客リストで使えますか?
はやみ|顧客タグから、分析したいリストのタグを選択します。見込み顧客、既存顧客、休眠顧客、イベント参加者など、目的別に作成したどんな顧客リストでも分析可能です。リストごとの傾向を把握することで、施策の打ち手を変えることができます。
ひーくん|個別分析とグループ分析は、どう使い分ければいいですか?
はやみ|個別分析は目の前の顧客への対応最適化、グループ分析は全体戦略・施策設計・チーム方針決定という使い分けがおすすめです。グループ分析で「全体の傾向」を把握し、個別分析で「一人ひとりに最適化」することで、再現性の高い営業が可能になります。
カンちゃん|平均出現率は、必ず一致していないといけませんか?
はやみ|いいえ。一致していなくても問題ありません。平均出現率はあくまで基準値であり、平均との差分こそが、そのリストの特徴です。「どこに偏りがあるのか」を見つけることが、戦略設計のポイントになります。
りーくん|分析項目が多くて、どこから見ればいいかわかりません。
はやみ|最初は、①年齢分析 → ②3TYPE → ③2TYPEの順で見るのがおすすめです。慣れてきたら、12TYPE・4TYPE・リズム傾向を組み合わせると、より精度の高い戦略設計ができます。
ひーくん|小規模な顧客数でも意味はありますか?
はやみ|はい、あります。顧客数が少ない場合でも「自分の顧客はどんな傾向が強いのか」を把握することで、無駄なアプローチを減らし、効率的な営業につなげることができます。
カンちゃん|専門知識がなくても使いこなせますか?
はやみ|はい。TENPiNは専門知識がなくても使える設計になっています。分析結果を「どう読むか」「どう活かすか」について、深く知りたい場合は、株式会社ロジック・ブレインが主催する実践研究会へのご参加を検討してください。
※実践研究会
ロジック・ブレイン実践研究会は、ロジック・ブレインのパートナー様・ユーザー様を対象に、『ロジック・ブレインの「人間理解」を追究して ウェルビーイングな社会をつくる』という理念実現のために、企業風土・環境整備や独自マーケティング開発などをサポートしていくことを実践する会員組織です。より専門的な理解と実践、相互コミュニケーションを目的とした6つの分科会(マーケティング・コンサルティング・営業・リズム・TOiTOi・TENPiN)を開催し、学びの場所を継続的に提供しています。
顧客を「まとめて見る」ことで、戦略はもっとシンプルになる
はやみ|TENPiNのグループ分析(顧客セグメント分析)は、 顧客一人ひとりを深く理解するための機能ではなく、 顧客全体の傾向を把握し、戦略の軸を定めるための分析です。

年齢・タイプ傾向・思考傾向・リズムといった切り口から 「誰に」「何を」「どの順番で」「いつ伝えるべきか」が見えてくることで、感覚や経験に頼らない、再現性のある営業・マーケティングが可能になります。頑張り方を増やすのではなく、顧客の傾向に合わせてやり方を整えること。それが、成果を安定させる一番の近道です。
グループ分析を活用し、自社の顧客に合った戦略づくりを、ぜひ今日から始めてみてください。
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