2024年11月8日公開

【ユーザーボイス】組織の空気が激変!人を活かす組織づくりの秘訣とは 株式会社BUNKA

「採用難でなかなか人が集まらない」「せっかく採用してもすぐに辞めてしまう」「社員同士のコミュニケーションがうまくいかない」など、人事担当者として頭を悩ませる問題は尽きないのではないでしょうか?

 

株式会社BUNKA様は、経費削減やBPRコンサルティング、中古車販売コンサルティング、集客マーケティングといった幅広い分野で活躍する企業です。従業員4名という少数精鋭の組織でありながら、TOiTOiを活用することで、マネジメントの質や組織力を劇的に向上させました。今回のインタビューでは、BUNKA様が抱えていた課題と、その解決に向けたTOiTOiの導入背景、そして組織にどのような変化をもたらしたかについて、代表の髙武社長と日髙専務にお話を伺いました。

 

◾️会社名:株式会社BUNKA

◾️公式サイト:https://bunka-holdings.com/

◾️業種・業態:経費削減コンサルティング事業・BPRコンサルティング事業・中古車販売コンサルティング事業・集客マーケティング事業

◾️従業員数:4

TOiTOiを導入しようと思った決め手は?

 はやみ| はやみ:TOiTOi※を使い始めてから、どのくらいの期間が経ちましたか?

 

※TOiTOi

TOiTOiは株式会社ロジック・ブレインが開発提供しているクラウドHRMシステムです。社員の個性をAIで分析して行動傾向を把握し、それぞれの特性に合わせて最適なマネジメントを支援します。

髙武社長|  2021年から3年ほどです。

 

 はやみ|長く活用していただいているんですね。TOiTOiを導入しようと思ったきっかけについて教えてください。

 

髙武社長| 導入前は、社員の離職率が高く、定着しないことが大きな課題でした。その課題を解決する何か良い方法がないかと模索していたところ、ロジック・ブレインのTOiTOiと出会い、すぐに専務に伝えました。

 

 はやみ|日髙専務は髙武社長から、TOiTOiを導入すると聞いた時、どのように思いましたか?

 

日髙専務 まず、勉強しないと理解できないだろうなと思いました。次に勉強時間の確保や理解できるかどうかなど、色々なことが頭に浮かんできて正直なところ不安でした。一方で、TOiTOiを活用できれば社員一人ひとりの「取扱説明書」のようなものが手に入り、マネジメント方法が見えてくるのではないかとワクワクしました。社員への理解が深まれば、会社を組織として強化するための大きなカギになる。そこに期待をかけて、最終的に導入することを決めました。

 

 はやみ|導入を決めるまでは緊張感がありますね。

 

日髙専務 実はこの時、私は出産間近でした。プライベートでも大きな変化がある中でコンサルタントの長浦さんの力を借りながら、導入を進めていきました。組織力強化のため、できることをやりたいと思いました。

 

 はやみ|社長が最終的にGOサインを出した決め手は何でしたか?

 

髙武社長| やはり、組織力強化のためですね。会社は「人」で成り立っているからこそ、人を大切にする本当の意味を考えました。組織を強くするには、社員一人ひとりに、私の思いを伝え信頼関係を築く必要があると考えました。

 

私一人で社員に対して強い思いを持っていても、その思いが社員に伝わらないと意味がありません。TOiTOiを導入することが会社の発展と社員を守ることにつながると信じて、専務の力を借りながら導入に踏み切りました。

 

採用からマネジメントまで幅広く活用

 はやみ|TOiTOiを活用してどのような施策を実施されましたか?

 

髙武社長| マネジメントと採用の場面で活用しています。

 

日髙専務 マネジメントの面では、TOiTOiを活用することで、社員一人ひとりをより深く理解できるようになり、相手に合わせて適切に支援できるようになりました。

 

例えば、社員のモチベーションが下がっている時には、どのようなアプローチでサポートすれば意欲的に取り組んでもらえるかを考えるようになりました。他にも距離を置くべきか、誰がサポートすれば最も効果的かなど、個々の社員に合わせた組織的支援を考えながら仕事を進めています。

 

髙武社長| |専務は、私に対してもアドバイスをしてくれますよ。

 

 はやみ|どのようなアドバイスをされるんですか?

 

日髙専務 社長からの言葉は社員に大きな影響を与えるので、ある社員には一対一で、別の社員には全体の場で褒めるなど、声かけの方法をアドバイスしています。TOiTOiの情報を参考にして、社員一人ひとりに対して、効果的なコミュニケーションができるようなアドバイスを心がけています。

 

 はやみ|社長は日々どのようにTOiTOiを活用していますか?

 

髙武社長| 社員一人ひとりの得意分野や不得意分野を理解することを心がけています。これにより、例えば得意分野は伸ばしてあげて評価して任せ、不得意分野はフォローできる組織づくりができるようになりましたね。

 

 はやみ|採用の場面ではどのようにTOiTOiを活用していますか?

 

髙武社長| 応募者のことを深く知るために活用しています。例えば面接の際には、履歴書と一緒に専務が作成してくれる応募者の診断書を使って、応募者の特性を理解した上で面接を進めています。弊社では選考時、まずはマネージャーが面談を行い、その後に専務が面談し、最後に私が面談します。最終面談ではその診断書をベースに質問の内容をタイプに応じて変えています。

 

 はやみ|タイプ別の質問を変えているんですね。他になにかありますか?

 

髙武社長| TOiTOiで自社が求める人材のスペックを明確にし、履歴書とTOiTOiの診断結果を照らし合わせて採用可否を判断します。

 

 はやみ|具体的にはどのように判断されているのですか?

 

髙武社長|今いる社員の不得意なことを補ってくれるのか?とかを参考にしています。また、事前に応募者の得意分野を理解した上で、適切なポジションに配置できるようになったことで組織が成長していることを実感できるようになりました。

 

TOiTOiとコンサルタントによる1on1ミーティングによる相乗効果で組織が活性化

 はやみ|TOiTOiの導入後に社長の社員の方へのコミュニケーションが変化したそうですが、具体的にどのように変化したか?教えていただけますか?

 

日髙専務 以前は社長のペースやタイミングで、社員に指示を出していたのが、導入後は社員のタイプに合わせて指示を出すようになってくれました。

 

例えば、自分のペースを崩されたくないタイプの社員に対しては、いったん社員の手が止まってから声をかけてくるようになったり、頻繁なコミュニケーションを好むタイプの社員には積極的に接するようになってくれました。一呼吸おいてから指示を出してくれるようになったので、感情に左右されず具体的に指示してくれるようになったと思います。

 

その結果、側から見ても社員たちもスムーズに指示を受け入れてくれるようになり、業務全体が円滑に進むようになったと感じています。

 

髙武社長| 以前は自分の考えが正しいと思い込み、指示をしていたり、自分と異なる意見に対して「なぜそうなるのか」と相手を責めてしまうことがありました。しかし専務からTOiTOiを活用しながらのアドバイスをもらうおかげで、自分の意見や思いだけを一方的にぶつけるのではなく、一歩引いてタイミングを調整したり、言葉を選んだりすることで、より良いコミュニケーションが取れるようになりました。

 

 はやみ|お二人とも社員の方とのコミュニケーションが大きく変わったんですね。ちなみにコンサルタントによる面談も導入されていると聞いたのですが、それによって何か変化はありましたか?

 

髙武社長| はい。TOiTOiの導入と同時に、コンサルタントの長浦氏との1on1面談も行っています。私に対して面と向かって伝えることができない社員も、間に長浦氏のような外部の方が入ってくれたことで、仕事以外のことも相談しやすくなっているようです。このような取り組みが、社員のメンタル面で前向きな影響を与えているようです。

 

また、採用時においても、外部のコンサルタントを入れて1on1面談をやっている会社の姿勢が応募者にとって安心材料になってくれていると思います。

 

日髙専務 社員たちも長浦氏との1on1面談で、社長や私の対応の仕方について聞いていると思います。おかげで会社の雰囲気が良くなっていると思います。

 

 はやみ|そのような取り組みが会社の雰囲気を良くし、コミュニケーションをスムーズにしているのですね。社員の皆さんにとっても、導入によって会話のきっかけが増えたり、コミュニケーションが活発になったのではないでしょうか?

 

髙武社長| そうですね。社員全員のタイプが分かっているので、互いの特性を理解し、サポートし合えるようになりました。

 

日髙専務 皆がそれぞれのタイプについて理解しているので、仕事を進める際に「このやり方はAさんにとってストレスになるかもしれないな」とか「ここがBさんにとってストレスポイントだろうな」ということを考えて、互いにサポートし合えるようになったと思います。

 

 はやみ|社員の家族のことも診断することがあると伺いました。

 

髙武社長|そうなんです。コンサルタントの長浦さんとの面談を受けた社員から「家族の診断をしてもらうことはできますか?」という話がありました。

 

日髙専務その社員は「絶対にお姉ちゃんとは分かり合えないんです」と話していたので、お姉ちゃんのタイプを診断してみることにしました。「お姉ちゃんはこういうことが嫌いで、こういうことが好きなんじゃない?」「お姉ちゃんならこういう風にするんじゃない?」と話したところ、社員から「すべて腑に落ちました」と言われました。その後「お姉ちゃんとの喧嘩がなくなりました」と嬉しい報告もありました。

 

 はやみ|短期間で喧嘩がなくなることがあるのですね!

 

人を活かす組織づくりのために

 はやみ|今後TOiTOiをどのように活用していきたいと思われていますか?

 

髙武社長|具体的な課題はありませんが、引き続き活用したいと思っています。色々な経営者の方と話をする中で「TOiTOiを活用したら、この会社はもっとよくなるのにな」と思ってしまうことが多々あります。会社とは2人以上の分業の仕組みです。だからこそ組織づくりにおいては全員を同じように扱うのではなく、個性を尊重し、人間性を否定しない環境が重要だと思います。

 

日髙専務私はビッグファイブ診断を定期的に、半年から1年に一度、社員全員に実施していきたいと考えてます。私も1年ほど経ってから再度診断を受けたところ、結果が大きく変わっていて、コンサルタントの長浦さんに「器が広がりましたね」と言われたことがあります。定期的に診断をすることで、社員が自分の成長を視覚的に確認できるのは非常に有益だと思います。

 

まとめ

 はやみ|TOiTOiを導入したことで、株式会社BUNKA様は社員一人ひとりの特性をより深く理解し、個別に合わせたサポートやコミュニケーションを実現しました。その結果、社員同士の理解が深まり、組織の結束力が高まり、採用活動においても有効なツールとして活用されています。

 

引用元:TOiTOi公式サイト

 

株式会社ロジック・ブレインのクラウドHRMシステムTOiTOiなら、社員の個性をAIで分析して行動傾向を把握し、それぞれの特性に合わせて最適なマネジメントを支援します。

 

例えば、コンピテンシー機能を活用すれば、ハイパフォーマーと比較分析し、対象者の良い点、改善点を数値化でき、具体的な指導が可能です。また、ビッグファイブ診断の結果や1on1の記録なども一元管理できます。それにより、人体資本経営への最初の一歩をサポートします。

 

また、TOiTOiを導入しただけで終わらないようにするために、専門知識を有したコンサルタントによるサポートも提供しています。詳しくは、TOiTOi公式サイトよりお問い合わせください。