2023年11月24日公開

笑いあり、涙あり!新入社員のお仕事日記〜エピソード8:お菓子ではなくアドバイスが欲しい!編

ー登場人物ー

りーくん(理性タイプ)

株式会社LBの新入社員。

商品開発部に所属。

温和で、面倒見が良い性格。

 

ひーくん(比較タイプ)

株式会社LBの新入社員。

営業部に所属。

マイペースで、負けず嫌いな性格。

 

カンちゃん(感性タイプ)

株式会社LBの新入社員。

広報・PR部に所属。

ムードメーカーで、立ち直りが早い性格

 

◉前回までのお話

先輩との関係で悩んでいたカンちゃん。上司に相談したことで、いつもの元気なカンちゃんに戻りました。そんな中、営業担当者としてさらにスキルアップしたいと考えているひーくんもなにやら悩みがあるようです。一体、ひーくんは何に悩んでいるのでしょうか?

欲しいのはお菓子ではなく、アドバイス

 はやみ|ひーくん(比較タイプ)が入社するまでは、営業成績10年トップだったひーくんの上司(理性タイプ)は、部下に対して、面倒見がよく、周囲からも熱心な指導で知られていました。しかし、今は、新入社員に対して、腫れ物を扱うような対応が続いています。最近は、その傾向が顕著で、新入社員の指導は中堅社員に任せ、アドバイスではなくお菓子を配る。いわゆるお菓子配り族※になってしまったのです。

 

※お菓子配り族

特に若手社員にお菓子を手渡すことで、コミュニケーションを図る上司のこと。部下との適切な関係づくりの難しさや「パワハラリスク」を恐れ、若手社員とのコミュニケーション手段がお菓子を配ることになってしまったのです。このような上司の対応に対して、中堅社員は「自分たちの時代とは異なり、会社が若手を過剰に甘やかしている」と捉え、新旧の働き手間での価値観のギャップを感じているようです。

 

 上司(理性タイプ)| ひーくん、これ、頑張っているから。

 

ひーくん(比較タイプ)|いつもありがとうございます!

 

ひーくん(比較タイプ)|(心の声)正直、アドバイスが欲しいな…

 

 はやみ|入社から半年以上経過し、セールスパーソンとして成長したいと思っていたひーくん(比較タイプ)。営業成績10年連続トップで、営業の神様として社内では一目置かれていた上司(理性タイプ)から、アドバイスが欲しいと思っていましたそこで、毎月恒例の1on1MTGの時に、思い切って自分の本音を伝えることにしました。

 

1on1MTG中、会議室で向き合って上司(理性タイプ)とひーくん(比較タイプ)が話をしている。上司がひーくんにお菓子を渡すと

 

ひーくん(比較タイプ)|お菓子、いつもありがとうございます。でも、これからはお菓子だけでなく、アドバイスも欲しいんです。

 

 上司(理性タイプ)|ああ、そうだね…。(顔が曇る)

 

上司の回想シーン 

上司(理性タイプ)が、部下(感性タイプ)に熱心に指導している。しかし、部下は上司の指示に戸惑っています。

 

部下(感性タイプ)(心の声)もっと自由にさせて欲しい。なんで自分のことを信用してくれないの?

 

 はやみ|性タイプは、比較タイプや感性タイプに比べると、面倒見が良い性格です。だからこそ、ひーくんの上司(理性タイプ)は、感性タイプの部下に対して、手取り足取り熱心に指導していました。

 

けれど、ある日突然、部下(感性タイプ)が何も言わずに退職してしまったのです。

 

のちに、人事担当者から、部下(感性タイプ)が上司(理性タイプ)の指導に対して、不満やパワハラだと感じていると相談していたことや、なぜ自分のことをもっと信じてくれないんだろうと不満を感じていたこと。そして、それが退職に繋がったことを聞きました。

 

それ以来、上司(理性タイプ)は、自分の指導方法に自信が持てなくなり、特に新入社員に対して、どのように接したらいいか分からなくなってしまいました。

 

その結果、新入社員に対する指導を中堅社員に任せるようになりました。そして、新入社員に対して、指示したり、厳しく指導したりするのではなく、機嫌を損ねないように、お菓子を渡すようになったそうです。

 

そして今回、ひーくん(比較タイプ)から、真剣な表情でアドバイスを欲しいと言われたことで、上司(理性タイプ)に心境の変化が起こります。

 

 上司(理性タイプ)|以前の僕は部下に厳しかった。それがある部下(感性タイプ)の退職を引き起こした。だから、君たち新入社員には距離を置いていたんだ。でも、ひーくんのその気持ちを無視するわけにはいかないね。

 

ひーくん(比較タイプ)|僕とその部下(感性タイプ)は違いますよ、僕は本音で言うと、お菓子よりも、アドバイスが欲しいです。

 

真剣に訴えてくるひーくんの態度に心を動かされた上司は…

 

 上司(理性タイプ)|分かったよ。じゃあ、明日から一緒にクライアントの訪問をしよう。現場でのアドバイスが一番だと思うから。

 

 はやみ|ひーくん(比較タイプ)が自分の気持ちを率直に伝えたことで、上司(理性タイプ)もひーくんの気持ちを汲んでくれたようですね。きっとこれから二人はいい関係を築くことができますね!

 

3タイプ別ストレスを感じる瞬間!

 はやみ|自分がどのタイプに該当するのか?気になった方も多いのでは…以下の質問に答えて、あなたがどのタイプか調べてみよう!

 

 はやみ| 上記の診断はあくまでも簡易診断です。もし、より正確に自分のタイプを知りたいなら、下記より調べてみてくださいね!

 

 

3タイプの特徴とストレスを感じる瞬間

 はやみ|3タイプの特徴は下記のとおりです。

 

理性タイプ 『感謝されたいから頑張る!』

 

理性タイプの特徴は下記の通りです。

 

・和気あいあいとした雰囲気を好む

・チームワークを大事にする

・事前の情報収集に労力を惜しまない

・人に喜ばれることで、モチベーションが上がる

・理由がないと、行動できない

理性タイプは、和気あいあいとした雰囲気を好みます。だからこそ、周りの人々との良好な関係を構築しようと努力します。それだけでなく、チームワークを非常に重視し、一人一人の強みや能力を活かして全体としての成功を追求します。

 

行動を起こす際には、行動の理由が必要です。理由が納得できないと不満を持ってしまうことが多いでしょう。それゆえ、他者からのフィードバックや評価を大事にし、人々に喜ばれる結果を出すことが理性タイプのやる気につながります。

 

理性タイプは下記の瞬間にストレスを感じやすいです。

 

・理由の説明もなく指示された時
・本音を強要される時
・急な結論を求められた時

理性タイプは、自分の行動を起こすために理由が欠かせません。また、行動を起こす時に、なぜ、この行動をするのか?ということを根本的に理解できないと、次に進めないことがあります。だからこそ、理由の説明もなく指示された時にストレスを感じやすいです。

 

次に、理性タイプは、チームワークをとても大事にするがゆえ、自分の意見よりも周囲の意見を尊重します。そのため、自分の意見や本音を言うように強要されることを嫌う傾向があります。

 

また、物事の理由を知りたいという気持ちが強いです。そのため、自分が話をする時にも相手も自分と同じように、理由を知りたいはずだと思い、丁寧に理由から話をする傾向があります。それゆえ起承転結で話を進めようとします。だからこそ、話の途中で結論を聞かれると、話のペースが崩れてしまい、ストレスを感じてしまうことがあるのです。

 

比較タイプ 『目標達成に向けて、一直線に進む』

 

比較タイプの特徴は下記の通りです。

 

・目標に向けて、効率的に行動する

・最適な方法を考えてから、行動する

・仕事とプライベートはきっちり分ける

・負けず嫌いで、ライバルがいると燃える

・結果を評価されるとモチベーションが上がる

比較タイプは、最適な方法を考えてから行動するタイプです。また、自分の考えを明確にし、目標達成に向けて一直線に進むのが特徴です。さらに無駄を嫌うため、仕事とプライベートの境界を明確に保つことで、集中力を保ち、効率的に目標に取り組もうとします。

 

また負けず嫌いの気質があり、ライバルが存在することで一層その情熱を燃やすでしょう。つまり、ライバルの存在は比較タイプにとって、モチベーションの源になり、自分を高めるためのよき存在として働きます。

 

比較タイプは下記の瞬間にストレスを感じやすいです。

 

・曖昧な目標や指示
・前置きが長い話
・本音を避けられる時

比較タイプは、物事の全体像や終着点、目標を理解した上で、計画を立て、実行することを好むため、曖昧な目標や指示を与えられる環境だと、不満を持ちやすいです。

 

また、変化しないことが望ましいと感じるため、自分の立てた計画通りに進められなかったり、目標が達成できなかったりするとストレスに感じます。

 

比較タイプにとって、前置きが長い話はストレスの源です。情報を簡潔かつ具体的に伝え、受け取ることを好み、曖昧な状況を嫌います。そのため、コミュニケーションを図る際に物事をストレートに伝えますし、相手にもそれを望みます。だからこそ、遠回しな発言や本音を言わない人に対してストレスを感じてしまうようです。

 

感性タイプ 『大きな仕事ほど、張り切るムードメーカー』

 

感性タイプの特徴は下記の通りです。

 

・まずは、やってみてから考える

・状況に応じて優先順位を変化させる

・ビジョンが大きいほど、モチベーションが上がる

・前例のないことにチャレンジすることが好き

・人を頼ったり、仕切ったりするが得意

感性タイプは、大きな仕事や前例のない仕事ほど、張り切ります。目標や指示が曖昧でも、行動を起こすことができるので、仕事だけでなくプライベートにおいても「まずは、やってみてから考える」傾向があります。

 

また、その日の気分で仕事の進め方が変わるのも感性タイプの特徴です。計画性はあまりありませんが、今できることを真っ先に考えて行動を起こすため、状況に応じて優先順位を変化させながら物事を進めていくことができます。

 

感性タイプは、細かな作業が苦手で、常に手取りの早い方法や、自分の代わりにやってくれる人を常に探す傾向があります。そのため人を頼ったり、仕切ったりすることが得意とします。

 

感性タイプは下記の瞬間にストレスを感じやすいです。

 

・詳細な指示やマニュアル的な指導

・チャレンジできない環境

・場の空気を無視した発言や行動

感性タイプは、目の前のことを実行し、その積み重ねで目標を達成するタイプです。そのため目標が大きいほど動きやすい傾向があります。また状況に応じて優先順位を変化させながら仕事を進めることを得意とするため、詳細な指示やマニュアル的な指導は、束縛と感じることが多いでしょう。

 

また新しいことへの挑戦や、未知の経験を追求することは、感性タイプにとってエネルギー源です。だからこそ、チャレンジの機会が奪われると、自分のポテンシャルや能力を十分に発揮できないと感じ、ストレスが溜まることがあります。

 

感性タイプは、その場の空気や雰囲気から相手の言わんとすることを察したり、読み取りながらコミュニケーションを取るため、場の空気を無視した発言や行動を不快に感じます。

 

 はやみ|今回のひーくんの上司(理性タイプ)は、辞めてしまった部下(感性タイプ)に対して、手取り足取り教えたいという気持ちを抑えて、任せて、見守るように心がけていたら、もしかしたら結果が変わっていたかも知れませんね。

 

自分にとってやって欲しいこと=相手にとってやってもらいたいこととは限りません。だからこそ、部下や後輩のタイプを事前に把握することで、より効果的なマネジメントが可能となります。

 

株式会社ロジック・ブレインのクラウドHRMシステムTOiTOiなら、社員の個性をAIで分析して行動傾向を把握し、それぞれの特性に合わせて最適なマネジメントを支援します。

 

引用元:株式会社ロジック・ブレインTOiTOi公式ホームページ

 

TOiTOiを活用することで、個人の特性を把握を容易に把握できます。例えば、調べたい相手のアイコンをクリックするだけで、AIが分析した対象者の特性や最適なコミュニケーション方法、最適な目標設定の指針やアドバイスのタイミング等が一発で把握できます。それにより誰でも誰にでも高品質な指導が可能になります

 

また、ビッグファイブ診断や1on1の記録なども一元管理できます。それにより日々のマネジメント業務をサポートします。

 

まとめ

 はやみ|上司に対して本音を伝えたことで、ひーくんと上司との関係は好転する兆しを見せました。よかったですね。次回は、読書の秋ということで、りーくん、ひーくん、カンちゃんは、仕事の帰りに一緒に本屋に行くことに。タイプの違う3人は一体どのような本を選ぶのでしょうか?では次回もお楽しみに!

 

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