2023年6月9日公開
人間関係でストレスを感じないようにするための3タイプ別コミュニケーション術
自分が伝えたいことが伝わらずにストレスを感じていませんか?
例えば、Aさんには伝わるのに、Bさんには伝わらない。または、同じプレゼン内容にも関わらず、話が伝わるお客様と伝わらないお客様がいることを感じたことがある人も多いのではないでしょうか?
もしかしたらその原因は、それぞれのタイプの違いかもしれません。そこでこの記事では、3タイプ別に伝わらない原因と、最も効果的な伝え方を紹介します。
3タイプとは
はやみ|ロジック・ブレイン社の独自分析により、対象者を理性タイプ・比較タイプ・感性タイプの3つのタイプに分類します。理性タイプは「良い悪い」。比較タイプは「必要か不要か」。感性タイプは「好きか嫌いか」というようにタイプによって判断基準が異なります。
自分のタイプと相手のタイプを知ることで、コミュニケーションがスムーズに取れるようになります。
自分の3タイプを調べてみよう!
はやみ|自分がどのタイプに該当するのか?気になった方も多いのでは…以下の質問に答えて、あなたがどのタイプか調べてみよう!
はやみ| 上記の診断はあくまでも簡易診断です。もし、より正確に自分のタイプを知りたいなら、下記より調べてみてくださいね!
はやみ|お客様にプレゼンする時や、部下や後輩に対してアドバイスをする時に3タイプを意識してすることで、より伝わりやすくなるでしょう。それにより、伝わらないストレスから開放されるだけでなく、伝わることで、成果につながりやすくなるでしょう。では、さっそく理性タイプのコミュニケーションの特徴からみていきましょう。
3タイプ別!コミュニケーションの特徴と対処法
はやみ|ここでは3タイプそれぞれのコミュニケーションの特徴について解説します。
理性タイプの場合
りーくん!りーくんの好きなことと、その理由を教えてください。
りーくん(理性タイプ)|小学生の時に………… 、それで………… 、という理由で…
はやみ|理性タイプのコミュニケーションは、起承転結で話が進んでいくのが特徴です。
理性タイプは、物事の理由を知りたいという気持ちが強いです。そのため、自分が話をする時にも相手も自分と同じように、理由を知りたいはずだと思い、丁寧に理由から話をする傾向があります。 理性タイプ同士なら、お互いの話をしっかり聞き、内容に沿った質問をしていくため、話が膨らんでいきます。
比較タイプは、結論を知りたいと思うため最後まで話を聞いてくれますが、早く結論を聞きたいと思っているため、理性タイプが長々と話を続けているとストレスに感じてしまうことも。 理性タイプが比較タイプに伝える場合は、まずは結論から話すことを心がけるといいでしょう。また聞き手に回る場合は、要点を確認しながら話しを進めることで、より納得感や理解が高まります。
最後に、感性タイプですが、感性タイプは細やかな説明はあまり聞いていられない傾向があります。 それゆえ理性タイプが話をしているときに、話を切り替えたり、自分の興味のある話題に持って行こうとしたりするため、理性タイプはストレスに感じてしまうこともあるでしょう。
だからこそ話し手の理性タイプは、細かい話を省いて要点だけを伝え、聞き手の感性タイプは、話に口を挟まないように心がけることで、コミュニケーションがスムーズに進みます。
比較タイプの場合
ひーくん!ひーくんの好きなことと、その理由を教えてください。
ひーくん(比較タイプ)| 僕は、ソロキャンプが好きだよ!ソロキャンプなら自分が好きな時に、好きなことができるから。
はやみ|比較タイプのコミュニケーションは、結起承転結で話が進んでいくのが特徴です。
何事もまずは結論から知りたいと思う傾向があるため、話をする時も結論とポイントを簡潔に伝え、話の内容や結論を何度も確認しながら、話しを進めていきます。
比較タイプ同士なら、お互いに結論を知りたいと思っているため、理解しやすく、納得感を得やすいです。
また、感性タイプにとっては、比較タイプがポイントを絞って話をすることで、勝手にイメージを膨らましてくれるため、話が勝手に盛り上がっていくでしょう。
その一方で、コミュニケーションで行き違いを生じる可能性があるのは理性タイプです。というのも、理性タイプが要点以外のところに興味を持ってしまい、ついつい質問してしまうことで、比較タイプ側はペースを乱されてしまいストレスに感じてしまうことがあるからです。
このような状況にならないようにするために、比較タイプが理性タイプに伝える場合は、理性タイプに合わせてなるべく細かく理由を伝えるように意識してください。また聞き手に回るときは、要点以外のことが気になったとしても、まずは最後まで話を聞いてから質問するといいでしょう。
感性タイプの場合
カンちゃん!カンちゃんの好きなことと、その理由を教えてください。
カンちゃん(感性タイプ)| 海外旅行かな…でそういえば…この前会社の近所で美味しいイタリアンのお店見つけたんだけど…あれ?なんの話をしていたっけ???
はやみ|感性タイプコミュニケーションは、起承転転転…で話が進んでいくのが特徴です。
そのため、その時の気分や状況によって話が違うところに展開していく傾向があります。
感性タイプ同士なら、内容が理解しやすく、自然と話題が広がり会話に発展性が生まれることが多いです。
また理性タイプは、感性タイプのスピーディな展開についていくために聞き手に回ることで、自然と理性タイプ側が自分がやるべきことを考えてくれます。
その一方で比較タイプとのコミュニケーションはほんの少し気配りが必要。比較タイプは会話の中に主語と目的を明確に求める傾向があることから、感性タイプに対して、要点はなに?と追求してしまうことがあるからです。また話の展開についていけず、話の内容が理解できないまま、会話が終わってしまうこともあります。
このような事態にならないようにするために、感性タイプが比較タイプに伝える場合は、まずは結論と、要点を伝えるように意識しましょう。聞き手に回る場合は、話が外れていきそうになったら、感性タイプに質問を投げかけながら軌道修正をしたり、聞きたい情報を引き出すようにするといいでしょう。
まとめ
はやみ|相手に自分の言葉が伝わらない!ことが続くと、ストレスに感じてしまいますよね。だからこそ、タイプによってコミュニケーションの取り方が異なることを知ることで、伝わらないストレスから開放されるはずです。
まずは、ご自分のタイプを知ることから、始めてみませんか?