2024年9月13日公開

【ユーザーボイス】経験値の確認作業ができて安心材料の一つになるTOiTOi

 はやみ| 学校法人田中学園(以下田中学園)は、札幌市豊平区に拠点を置く教育機関です。さまざまな革新的な教育プログラムを提供し、業界内外で注目を集めています。同学園は、株式会社ロジック・ブレインが開発、提供しているHRクラウドシステム「TOiTOi」を導入し、教育現場におけるコミュニケーションとチームワークの改善に取り組んでいます。今回、田中学園の理事長である田中 賢介氏に、TOiTOi導入の経緯や取り組みの状況について詳しくお話を伺いました。

 

◾️会社名:学校法人 田中学園 

◾️公式サイト:​​​https://tanakagakuen.ed.jp/

◾️所在地:〒062-0031 札幌市豊平区西岡1条7丁目2-1

◾️業種:教育サービス業

◾️事業内容:教育事業

革新的な教育プログラムを提供

異年齢間の交流を通じた教育、精神と身体の成長を重視したカリキュラム、多様な授業スタイルが特徴

 

TOiTOi導入前に期待していたこととは?

 はやみ|TOiTOiを使い始めてから、どのくらいの期間が経ちましたか?

 

田中氏|4ヶ月くらいです。

 

 はやみ|導入前に、期待していたことはありますか?

 

田中氏|先生たちの更なるチームワークの構築に最も期待していました。特に田中学園では、世界に挑戦する12歳をビジョンとして掲げ、子供同士、子供たちと先生、そして保護者と先生とのコミュニケーションを強化するために下記のようなプログラムを提供しています。

 

 

 

田中氏|教育現場というのは、時間を如何に上手に使うかがカギになります。限られた時間で教職員間のコミュニケーションを取っていかなければいけない。そこでTOiTOiを活用し、先生同士がお互いに興味や関心を持てるようになることで、横のつながりを強化できるのではないかと考えました。

 はやみ|先生方がお互いを理解できるようになれば、つながりが強化でき、職場の雰囲気も一層良くなるのではと期待していただいて導入されたってことですね。

 

田中氏|そうですね。TOiTOiを活用することで、事前にお互いのことを理解できるようになれば、コミュニケーションが取りやすくなったりする可能性ががあるのではと思っています。特に、田中学園の先生や職員は、国籍も経歴もバラバラな方たちが所属しています。だからこそ事前にお互いのことを知っておくことは、スムーズなコミュニケーションをとるために欠かせないと考えてます。

 

 はやみ|田中学園さんの公式サイトを拝見しましたが、たしかに色々なバッググラウンドをお持ちの先生方ばかりで驚きました!まさに世界に挑戦する子供たちにとって最高の環境ですね。

 

田中氏|そのように言ってもらえると嬉しいです。世界に挑戦する子どもたちを教育する学校にふさわしい、教育現場の横の繋がりを作る手段としてTOiTOiを活用していけたらと思っています。

 

TOiTOiの活用状況

 はやみ|次は、活用状況について教えてくださいTOiTOi※を活用してどのような施策を実施されましたか?

 

※TOiTOi

TOiTOiは株式会社ロジック・ブレインが開発提供しているクラウドHRMシステムです。社員の個性をAIで分析して行動傾向を把握し、それぞれの特性に合わせて最適なマネジメントを支援します。

田中氏|主に3つの施策です。1つ目が個性分析の実施です。先生方にビッグファイブ診断を行ってもらいました。2つ目が管理職向けにビッグファイブ・3分類研修を開催しました。3つ目が組織稼働率の活用です。特に、個性分析を実施したことで、先生方や職員の方の個性や行動傾向などを知ることができました。

 

 はやみ|具体的にはどのようなことですか?

 

田中氏|マネジメント2TYPE※です。田中学園のテーマの一つが挑戦です。例えば、何か新しいことに挑戦しようとした時に「このような課題がありますね」とリスクから考える先生は、個性分析をするとリスクマネジメントの比率の方が高かったり、反対に「これ面白いですね!実現できたらここのようなことができますね」と可能性から考える先生は個性分析をするとリターンマネジメントの比率の方が高かったりしたので、マネジメント2TYPEの傾向が露骨に出てるなと思って面白かったです。個性分析を実施するまでの、このような違いをなんとなく感じていたものが、個性分析を実施し、分析結果を視覚的に確認できたことで、タイプの違いだったのかと腑に落ちました。

 

※マネジメント2TYPE

リスクマネジメントタイプとリターンマネジメントタイプの2つのタイプのことです。リスクマネジメントタイプはリスクを先に考えます。一方で、リターンマネジメントタイプはメリットを先に考えます。どのタイプの傾向が高いかを知ることで、モチベーションアップの仕方や声掛けが可能です。

 はやみ|そうだったんですね。2つ目の管理職向けにビッグファイブ・3分類研修を開催したことで変化はありましたか?

 

田中氏|服部社長を講師に迎えて、管理職向けに、ビッグファイブ・3分類研修を開催しました。そのおかげでTOiTOiの分析結果をどのように活用したらいいのか?イメージしやすくなったと思います。

 

 はやみ|3つ目の組織分析※を実施したことで変化はありましたか?

 

組織分析

TOiTOiの組織分析を活用することで、組織稼働率を調べることが可能です。組織稼働率とは、組織やチームが特性の期間内でどれだけ効率的に動作しているかを示す指標です。組織稼働率が高いチームほど効率的な運営や生産プロセスの最適化ができていると推測できるため、組織の成果を最大化することにつながる場合があります。また、リーダーを中心にして、円の外側にいる人ほど、親密にコミュニケーションをとった方がいい人として表示されます。

 

田中氏|研修の際に、自分がリーダーだった場合の組織分析の結果を見せてもらったところ、自分の認識と異なっていました。

 

 はやみ|具体的にはどのように認識が異なっていたのですか?

 

田中氏|普段から密接にコミュニケーションをとった方が良いと思っていた相手が、円の内側にいた一方で、密接にコミュニケーションをとらなくても大丈夫だと思っていた相手が円の外側にいました。

 

 はやみ|そのことを知ったことで、何か変化はありましたか?

 

田中氏|親密にコミュニケーションをとった方がいい人に対して、気合い入れて、コミュニケーションを取る時間を作るというよりも、自分の中で意識しておくようにしています。そうすることで、日々のコミュニケーションが少しずつ変わってくるのかなと思っているところです。

 

 はやみ|そうなんですね。意識するだけでもコミュニケーションが変化しそうですね。次に、普段の業務ではどのようにTOiTOiを活用していますか?

 

田中氏|自分の考えと一致しているかなということで…分析結果を確認しています。例えば、A先生の適性や強みが、その役割をする上で向いているかどうかなどを確認することで、安心材料になっています。

 

 はやみ|TOiTOiの機能面で使いやすいところはありますか?

 

田中氏|個々のアイコンが色分けされているところです。他には、ビッグファイブ診断の結果がレーダーチャートで表示されるところです。それによって、視覚的にもパッとみただけでその人の特性を把握できるので助かってます。

 

 はやみ|反対に使いにくい点、ここが改善するといいと思う点はありますか?

 

田中氏|診断結果を見た時に、どのような人か、例えばどのような行動パターンかなのかとか、思考パターンかなどは、なんとなく理解できるのですが、情報量が多く診断結果を深く理解しきれていない点ですね。TOiTOiでは、ビッグファイブの診断結果だけでなく、マネジメント2TYPEやビジネス 2TYPE など細かく分析結果を提示してくれる一方で、私の側の理解が追いついていない部分もあると思うのですが、情報量が多く、深く理解しきれていないような感覚があります。

 

自分だけでなく、資料を渡している先生たちも同じように、情報量が多いため、自分の分析結果も、まだまだ理解しきれていないように感じています。

 

 

 はやみ|特に初見だと、情報量の多さに圧倒されてしまうかもですね。ちなみに田中理事長含めて先生方も、分析結果を今まで以上に理解できるようになったら変わるかな?という期待感はありますか?

 

田中氏|ありますね。お互いに良い点も悪い点も理解し合えることで、いい人間関係が構築できるようになっていくと思います。相手が嫌いなフレーズを知ることができるので、そのようなフレーズを使わないようにするだけでもコミュニケーションが変わってくると思います。

 

 はやみ|たしかにそうですね。マネジメントポイント※で、部下がパイオニアタイプだった場合「パイオニアタイプは段取りを大事にするため、急に呼びつけられるのを嫌う」ということをTOiTOiで把握しておけば、そのような事態にならないようにできますよね。それだけでも部下からの信頼を勝ち取れそうです。

 

※マネジメントポイント

12タイプごとのマネジメントをする上で、抑えておきたいポイントについて解説。それぞれのタイプの特徴やその特徴ゆえに陥りやすいこと、そのような状態にならないようにするために上司としてどのように対応したら良いかまで知ることができます。

田中氏の組織づくりについて

 はやみ|TOiTOiは強い組織を作ることをテーマにしたクラウドHRMシステムですが、田中理事長が強いチームを作る上で大事にしていることはありますか?

 

田中氏|ビジョンをしっかり立てて、そのビジョンを実現するために、良いものは良い、悪いものは悪いとルール作りをしっかりすること。その中でみんながチャレンジ出来る仕組みを作っていくことです。これは田中学園に限らず、今までこの流れで組織づくりをしてきました。

 

 はやみ|とてもシンプルですね。

 

田中氏|シンプルだけど、意外と難しいです。特にチャレンジの部分は、好きにチャレンジしていいよと言われても、なかなか難しいところがあると思いますので、こちらである程度枠を設定してあげてその中で最大限やってもらうようにしています。枠を設けてあげることで教職員は思いっきりチャレンジしてくれるようになりました。また、月に1回のMTGでビジョンや目標を伝えただけでは伝わらないので、なるべく一緒にいる時間を増やすことを意識しています。やはり現場を常に見て自分で感じなければ問題の本質がなかなか見えてこないですね。

 

今後について

 はやみ|最後に、今後、どのようにTOiTOiを活用できたらなと思われていますか?

 

田中氏|将来的には子供たちにも使えたらと思っています。例えば、子供たちにとって先生は1人ですが、先生にとっては子供たち(25人)なので、先生は25通りの対応が求められます。先生たちは、すでに経験を元に子供たちの性格や特性に合わせて、25通りの対応をしていると思います。その上で頭の中の整理をする感覚でTOiTOiを活用すれば、新学期に新しいクラスを持った時に、先生たちが、子供たちとコミュニケーションでつまずいてしまう可能性が減ると思っています。例えば、先生たちが、初対面から子供たちのタイプに合わせて、コミュニケーションを取ることができれば、先生たちは、スムーズに子供たちと信頼関係が築けるのではと……今まさに子供たちにも活用できるのかな?できないのかな?と模索しているところです。

 

 はやみ|成果がでた時には、またお話を聞かせてください。本日はありがとうございました。

 

 

まとめ

 はやみ|株式会社ロジック・ブレインのクラウドHRMシステムTOiTOiなら、社員の個性をAIで分析して行動傾向を把握し、それぞれの特性に合わせて最適なマネジメントを支援します。

 

引用:株式会社ロジック・ブレインのクラウドHRMシステムTOiTOi公式ページ

 

例えば、コンピテンシー機能を活用すれば、ハイパフォーマーと比較分析し、対象者の良い点、改善点を数値化でき、具体的な指導が可能です。また、ビッグファイブ診断の結果や1on1の記録なども一元管理できます。それにより、人体資本経営への最初の一歩をサポートします。

 

また、TOiTOiを導入しただけで終わらないようにするために、専門知識を有したコンサルタントによるサポートも提供しています。詳しくは、TOiTOi公式サイトよりお問い合わせください。

 

 

 

 

 

 

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