2021年6月3日公開
LOGIC BRAIN AWARD2020開催レポート【導入事例】学校法人国際学園 理事長水嶋章陽氏
「人間関係は良好なんだけど…なかなか毎月の目標を達成できない」
「お客様の満足度をアップして、リピーターを増やしたい」
店舗経営をされている経営者の方の中には、このようなお悩みをお持ちの方も多いと思います。そこで今回はこれらのお悩みを解決するためにロジック・ブレインを導入した国際学園グループ様(以下敬称略)の事例を紹介します。ぜひ、参考にしていただけると嬉しいです。
※こちらの記事は、LOGIC BRAIN AWARD2020での事例発表を元に構成しています。
学校法人国際学園グループ とは
学校法人国際学園グループ とは
国際学園グループは下記の企業理念をベースに、人材開発事業、整骨・鍼灸・リラクゼーションサロン事業など複数の事業を行っています。
学校法人国際学園グループ経営理念
ひとりでも多くの人々にCare(ケア)・Cure(キュア)を提供する。
また、ひとりでも多くの人々に教育を提供する。
すべての人々へ健康に関する様々な情報を発信し、活気ある地域、ひいては全世界、地球への貢献、幸福を創造する。
ホームページ:http://www.mns-group.co.jp/
学校法人国際学園グループ基本データ
社名 | 学校法人 国際学園 |
本社 | 福岡県北九州市 |
事業内容 |
人材開発事業 整骨・鍼灸・リラクゼーションサロン事業 医療・介護予防・通所介護事業 健康増進事業 サポート事業 |
今回は、整骨・鍼灸・リラクゼーションサロン事業で運営している、直営整骨院27院・社員400人(2021年1月現在)へ、ロジック・ブレインを導入事例について紹介します。
ロジック・ブレイン導入前の課題は?
人間関係を大事にする(理性タイプ)社員が多い。その結果、人間関係が良好で和気藹々とした組織だが、目標に対する執着が弱い組織だった。
ロジック・ブレインマネジメントの3タイプとは
ロジック・ブレインでは、理性タイプ・比較タイプ・感性タイプの3つのタイプごとにマネジメントのポイントがわかります。
理性タイプ:仕事ぶりや人柄を褒められるのを好む
比較タイプ:成果や結果を評価させることを好む
感性タイプ:大きなビジョンや可能性を与えられるのを好む
このようにロジック・ブレインなら、タイプごとにマネジメントのポイントが分かります。
今回ロジック・ブレインを導入した直営整骨院27院のスタッフを個性データベース分析でタイプを調べたところ、理性タイプが多いことが分かりました。つまり成果や結果を評価されるよりも、仕事ぶり、人柄を褒められることが嬉しいと感じる社員が多かったのです。その結果、組織全体をみた時に、目標達成に対する執着が弱い組織の可能性が高いと予測できました。
ロジック・ブレイン導入目的は?
ロジック・ブレインを導入する目的は大きく分けると2つです。
・顧客満足度をアップすること
この2つを実現することで、売上アップを目指します。では、次は実際に行った施策について紹介します。
実施内容
「結果を出す」というテーマを元に、下記の課題に取り組みました。そして、2020年8月に計画を立て、9月から実行に移しました。
・院長やエリアマネージャーのマネジメント力とコミュニケーション力の強化
・患者様へのサービスの向上
・各店舗の売上アップ
整骨院に在籍するスタッフ個人の能力と定着率アップ及び、院長やエリアマネージャーのマネジメント力とコミュニケーション力強化の課題をクリアーし、社員一人一人の成長にきっかけになればと考え、下記の施策を実施しました。
・マネージャー向け勉強会の実施
・1on1面談を実施
まずは、個性から役割が明確な組織を作るために、全スタッフの個人データベース分析から開始。また合わせて各店舗の組織分析を実施しました。それにより全店舗の組織稼働率を確認し、できる範囲内で組織稼働率をあげるための人事異動を行いました。
TOiTOiの個人分析と組織分析とは
TOiTOiの個人分析なら、3つの分析で対象者を多角的に可視化できます。
TOiTOiの組織分析なら、組織の雰囲気を可視化できます。各個人の性格情報から、才能や強みを分析し、それに基づいて適材適所の配置ができているかを把握できます。適材適所の配置ができている組織ほど、組織稼働率が高くなります。つまり組織稼働率が高いほど、適材適所の配置ができているため、組織の雰囲気が良く、成果が上がりやすい空気になっていると予測可能です。
院長、エリアマネージャー向け勉強会では、まずはマネジメントや後継者の大切さ伝えました。なぜなら、施術者は自分の知識や技術を伸ばすことに執着してしまいやすく、個人主義になってしまいがちだからです。その結果、部下や後輩に任せず自分でやってしまい、成長する機会を奪ってしまうことで後継者が育ちにくくなってしまいます。このような理由から、早急にマネージャーの意識を変える必要があるため、マネジメントに関する勉強会を実施しました。
さらに院長との1on1面談を毎月2回程度、さらに毎月TOiTOiの1on1リストを参考にして優先順位の高いスタッフへの1on1面談を実施しました。
TOiTOiの1on1リストとは
TOiTOiはマネジメントに特化したシステムです。TOiTOiの1on1リストなら、ロジック・ブレイン独自の分析により、今月優先して面談すべき対象者が分かります。また1on1をする際の注意点も事前に把握できるため、効果的な1on1の実施が可能です。
院長との1on1面談をスタッフの個人分析をもとに実施しました。面談による経過や結果を常に把握できるように、面談内容を専用のシートに記録し、マネージャーがいつでも面談内容を確認できるようにしました。またマネージャーがスタッフの特徴とやりたいことを把握した上で1on1面談を実施できる環境を整えました。
患者様へのサービスの向上と、各店舗の売上アップのために取り組んだ施策は下記の通りです。
・顧客タイプ別マーケティングを実施
ロジック・ブレインの3タイプマーケティングとは
ロジック・ブレインでは、理性タイプ、比較タイプ、感性タイプの3つのタイプごとに、マーケティングのポイントがわかります。
理性:人間的な温かさや繋がりを大事にする
比較:コスパやセット販売、セール情報など価格情報に敏感
感性:ステイタスの高いものや、権威性がある物を好む
上記のポイントを抑えた、DMやチラシなどを作成することで、効果的に顧客に対してアプローチが可能です。
これらの施策を2020年8月に計画を立て、9月から実行に移しました。
導入結果
2020年8月から12月までの期間で、全体の売上が10%増。現在の目標は今の100%アップです。この目標はリーダーが育つことで可能だと考えています。また、導入後の各リーダーからの声は下記の通りです。
今まで面談経験がなく、自分の感覚で話してきたが、一緒に1on1をすることで面談の仕方を学ぶことができた。
このようにそれぞれが導入による変化を実感することで、社内全体で主体的に学ぶ雰囲気が生まれ、近い将来更なる売上アップが期待できると考えています。
まとめ
今回は学校法人国際学園の導入事例を紹介させていただきました。ロジック・ブレインなら、マネジメントだけでなく、マーケティングにも活用できます。そのため、整骨院など接客を伴う事業を行っている企業様に最適です。
LB MEDIAでは、2021年1月23日(土)に開催されたLOGIC BRAIN AWARD2020で発表された他の事例についても紹介しています。是非参考にしてください。
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