2024年10月11日公開
TOiTOiで何ができるの?第3回:コンピテンシー分析(ハイパフォーマーとの比較)
はやみ|人事評価制度には、コンピテンシー評価、MBO(目標管理制度)、360度評価などさまざまな評価制度があり、自社の企業理念を従業員に浸透させたり、従業員エンゲージメントを高めたりするためにとても重要な役割を果たすようになりました。どの評価制度を採用するかどうかは、経営者や人事担当者にとって悩みの種ではないでしょうか?
その突破口になるのが、株式会社ロジック・ブレインが開発するクラウドHRMシステムTOiTOiです。この記事では、TOiTOiに標準装備されているコンピテンシー分析について解説します!
目次
コンピテンシーとは
はやみ|コンピテンシーとは「もっともお手本にしたい、特に優秀で成果を生み出せる社員の行動特性」のことです。コンピテンシーが生まれたのは、1970年代前半のアメリカと言われています。
米国文化情報局の職員を採用していく中で、必ずしも高学歴の人間に良いパフォーマンスができるとは限らない、と言うことに気付いたのが始まりです。
知能や学力ではなく、良いパフォーマンスを発揮する人には特有の行動があり、そこに結びつく考え方や思考パターンこそ重要だと考えました。その結果、コンピテンシーモデルという一つの指標が生まれます。日本では1990年代に入り不況が深刻化した時、当時好景気のアメリカで導入されていた成果主義を優先した人事システムを導入する動きが始まります。その流れからコンピテンシーモデルが浸透していきました。
コンピテンシーのメリットは3つです!
コンピテンシーモデルの3つのメリット
・目指すべき指標を明確にできる
・評価の公平性を高める
・具体的で戦略的な人材配置ができる
はやみ|TOiTOiのコンピテンシー分析を活用することで、社員の行動特性の分析結果を提供し、ハイパフォーマーと比較分析し、良い点、改善点を数値化します。そのため、ハイパフォーマーになるための具体的な指導が可能となります。
ユーザボイス
はやみ|ビックファイブ性格分析を活用して、成果をあげた企業の声を紹介します。
株式会社Colors代表取締役CEO 角前壽一氏
バーチャルアシスタントサービスタスカル TASKARを運営する中で、社長一人が属人的にスタッフを評価し、勘に頼ったマネジメントを進めていく限界を感じていたそうです。その結果、評価の精度が低くなってしまい、失敗経験からしか、改善の手立てを組み立てることができませんでした。
そこで、TOiTOiのコンピテンシー分析を活用して、職位ごとに期待行動をコンピテンシーから策定し、次に職位に上がるためにどのような行動をすべきか明確化したり、職位ごとに1on1の項目を策定し、コンピテンシーを含めて定期レビューなどの施策を実施しました。
それにより、今まで社長一人で行っていたマネジメントをチームリーダーに委ねることで、長期的戦略策定のための時間を確保できるようになりました。その結果この半年で、売上とスタッフが倍増、それだけでなくマネジメントメンバーが自発的に行動することになったそうです!
※バーチャルアシスタントサービスタスカル TASKARとは
忙しい経営者に代わり、優秀なオンラインアシスタントが仕事をサポートするオンラインアシスタントサービスです。秘書・経理・総務バックオフィス業務だけでなく、専門スキルが必要な仕事まで幅広くオンラインで業務をサポートします。
タスカル公式サイト:https://taskar.online/
TOiTOiのコンピテンシー分析を使ってできる5つのこと
はやみ|ここではTOiTOiのコンピテンシー分析でできる5つのことを解説します!
スキルギャップの特定
コンピテンシー分析を使うことで、個々の従業員やチーム全体のスキルセットを詳細に分析し、必要なスキルと現在のスキルレベルとの間に存在するギャップを明確にします。これにより、どのスキルが不足しているのか、またどの分野で追加のトレーニングや支援が必要かを特定できます。
研修プログラムの最適化
コンピテンシー分析から得られたスキルギャップの情報を基に、従業員の成長を支援するための最も効果的な研修プログラムを設計できます。これにより、研修内容が実際のニーズに合致し、従業員のスキル向上が期待できます。
採用戦略の強化
コンピテンシー分析により、組織にとって必要なスキルを具体的に把握できます。これを基準として採用活動を行うことで、組織のニーズにマッチする才能を効果的に見つけ出し、採用することができます。また、適切なスキルセットを持つ候補者をターゲットにすることで、採用プロセスの効率化と成功率の向上が期待できます。
パフォーマンス評価の精度向上
コンピテンシー分析を活用して従業員のスキルレベルを定量的に評価することで、より公平で透明性のあるパフォーマンス評価が可能になります。これにより、従業員の強みと弱みを正確に把握し、適切なフィードバックを提供できるようになります。さらに、公平な評価基準が設定されることで、従業員のモチベーション向上にも寄与します。
キャリア開発の支援
コンピテンシー分析を活用することで、従業員のキャリア開発を効果的に支援することができます。従業員の現在のスキルセットとキャリア目標に基づいて、必要なスキルや経験を特定し、個別のキャリアパスを設計します。これにより、従業員が目標に向かって計画的に成長できる環境を提供することが可能です。
組織の競争力強化
組織全体のスキルセットを把握し、必要なスキルを効果的に育成することで、組織の競争力を強化します。コンピテンシー分析を通じて、技術の進化や市場の変化に迅速に対応できる柔軟な組織体制を築くことが可能になります。
はやみ|これらの活用方法によって、組織全体の生産性向上と効率的な人材管理が期待できます。
実際にやってみよう!
はやみ|ここではTOiTOiの実際の画面を見ながら、コンピテンシー分析を実施する流れを解説します。
コンピテンシー分析用のURLを発行する
はやみ|ホーム画面からメンバー一覧をクリックし、受講者をクリックしましょう。
※TOiTOiに登録されている顔写真と個人情報はチャットGPTで出力した架空人物です。
はやみ|メンバー詳細を表示するをクリックしましょう。
はやみ|コンピテンシーを入力をクリックしましょう。
はやみ|コンピテンシー入力用URLは、上司専用と本人専用の2種類が発行されます。それぞれに送付して入力してもらいます。
テストを受講する
はやみ|本人入力画面は下記の通りです。入力前に、名前が間違っていないか確認するように促してください。
はやみ|質問に回答していきます。
はやみ|下記の画面が表示されたら、テスト終了です。
はやみ|上司専用入力画面は下記の通りです。入力前に、名前が間違っていないか確認するように促してください。
はやみ|質問に回答していきます。
はやみ|下記の画面が表示されたら、テスト終了です。
結果を確認する
はやみ|対象者と上司の入力が完了後に結果が表示されます。メンバー一覧から、結果を確認したいメンバーをクリックしましょう。
はやみ|メンバー詳細を表示するをクリックしましょう。
はやみ|スクロールしてコンピテンシーを確認します。まとめを選択すると本人の回答のみ表示されます。
はやみ|評価を選択すると本人の回答と合わせて、上司の回答が表示されます。
はやみ|コンピテンシーレポートをダウンロードをクリックすると、PDFで診断書を出力できます。
コンピテンシー診断は、繰り返し受験可能です。定期的に実施してみるのもいいでしょう。
※TOiTOi活用のポイント!
操作方法が分からない時は、ピンクの?マークをクリックすると、解説動画が表示されます。
はやみ|PC操作が苦手な人でも安心して使えますね。
TOiTOiのコンピテンシー分析に関するよくある質問
りーくん|対象者と上司の入力がいつ完了したかを把握することはできますか?
はやみ|はい、できます。入力完了後、ホーム画面のシステム通知に案内が届きます。また、TOiTOiに登録しているメールアドレスにno-reply@toi-toi.net から、診断完了のメールも届きます。(メール件名:[TOiTOi] コンピテンシー診断完了通知)
ひーくん|自社のハイパフォーマーとの比較結果はどこで確認できますか?
はやみ|コンピテンシーレポートで確認できます。ダウンロードの際に、コンピテンシー実施済メンバーからハイパフォーマーを選択後、出力ボタンをクリックしてください。ハイパフォーマーは事前にコンピテンシー入力が全て完了している必要があります。
カンちゃん|コンピテンシー診断はどのくらいの頻度で受けるべきですか?
はやみ|コンピテンシー診断は、年次評価時やキャリアの転換点、重要なプロジェクトの開始前後、自己成長の確認、組織の変化時に実施するのがおすすめです。例えば、年に一度の定期評価として行うことで、自己成長や改善点を確認できます。また、新しい役職や異動時には、必要なスキルを把握し早期に適応するために診断を受けることが有益です。TOiTOiのコンピテンシー分析は追加料金なしで、何回でも受験できます。
まとめ
はやみ|株式会社ロジック・ブレインは、人的資本に取り組みたいと思う全ての人を応援します!
株式会社ロジック・ブレインのクラウドHRMシステムTOiTOiなら、社員の個性をAIで分析して行動傾向を把握し、それぞれの特性に合わせて最適なマネジメントを支援します。
例えば、コンピテンシー機能を活用すれば、ハイパフォーマーと比較分析し、対象者の良い点、改善点を数値化でき、具体的な指導が可能です。また、ビッグファイブ診断の結果や1on1の記録なども一元管理できます。それにより、人体資本経営への最初の一歩をサポートします。
また、TOiTOiを導入しただけで終わらないようにするために、専門知識を有したコンサルタントによるサポートも提供しています。詳しくは、TOiTOi公式サイトよりお問い合わせください。