2024年9月26日公開

TOiTOiで何ができるの?第2回:ビッグファイブ性格分析(面接時の採用分析)

 はやみ|多くの企業では、従業員の性格を把握しそれを組織運営に活かすことが重要だと考えていす。事実、株式会社ロジック・ブレインが実施したアンケートで、「社員のパーソナリティ・性格を把握することは、どのくらい大事だと思いますか?」と質問したところ、『とても大事だと思う(48.3%)』『ある程度大事だと思う(46.9%)』と回答したのは約9割で、『あまり大事だと思わない(3.4%)』『全く大事だと思わない(1.4%)』は1割にも届きませんでした。

 

参考記事:組織人事の課題解決成果発表!LOGIC BRAIN AWARD 2021開催レポート

 

 はやみ|今後、人事やマネジメントを行う上で、より精度を高く性格分析できることはとても重要になってくるでしょう。

 

このような時代の流れにおいて、経営者やHRチーム、チームリーダーの強い味方になってくれるのが、株式会社ロジック・ブレインが開発するクラウドHRMシステムがTOiTOiです。この記事では、TOiTOiに標準装備されているビックファイブ性格分析について解説します!

 

ビッグファイブ性格分析

 はやみ|ビッグファイブ分析は、1980年代に心理学者のルイス・ゴールドバーグ氏が提唱した性格分析理論です。誠実特性、調和特性、開放特性、外向特性、情緒特性の5因子の高低差によって性格を分析します。

 

 はやみ|TOiTOiは、ビッグファイブ分析を採用しています。従業員の分析結果は、氏名、性別、生年月日などの基本情報や社員番号、雇用形態、役職などの会社情報、1on1の履歴などと一緒に、TOiTOi内で一元管理できます。そのため、MBO面談や1on1、採用面接の時などに、簡単に対象者の性格を把握可能です。また、具体的にどのような声かけや対応をしたら良いか提案します。それにより、対象者に合わせた対応が容易になり、面談や面接の質を担保できます。

 

ユーザボイス

 はやみ|ビックファイブ性格分析を活用して、成果をあげた企業の声を紹介します。

 

株式会社V3 代表取締役社長 中川コーイチ氏

中川コーイチ氏は、大阪産業大学、摂南大学、阪南大学、神戸市外大など多くの大学で学生向けにキャリア支援をされています。学生向けの授業でビッグファイブ分析を導入したところ、就活や学業に「やる気が起こらない」「自信が持てない」とそれまで下を向いていた学生達のモチベーションがアップしました。

 

TOiTOiのビッグファイブ性格分析を使ってできる3つのこと

 はやみ|ここではTOiTOiのビッグファイブ分析できる3つのことを解説します!

 

採用プロセスの改善

候補者の性格特性を理解することで、特定の職務に最も適した人材を見つけることが可能になります。候補者の外向特性が高い場合、営業職に向いている可能性が高い」など、面接官の経験や勘に頼らずに、候補者の特性を把握できます。事前に対象者の特性や能力を分析することで面接時と入社後のミスマッチを回避することが可能です。

 

また、内定者のタイプに応じて、コミュニケーション内容や内定フォロー、相性の良い面接官やリクルーターの選出など、リレーションに関する分析もできます。それにより、志望度を上げ、関係性を維持するためのコミュニケーションが具体的にわかるため、内定後の辞退者を軽減することにつながります。

 

チームの活性化とコミュニケーションの改善

個々の性格特性を把握することで、チームメンバー間の相互作用や協力関係を効果的にマネージメントできます。

 

従来、人員配置の際には、経験や勘で行われることが多かったです。以前、株式会社ロジック・ブレインが実施したアンケート調査で、「人員配置は上司と部下の相性を見て決めていますか?」と質問したところ、『はい(68.7%)』『いいえ(31.3%)』という結果となりました。

 

TOiTOiのビッグファイブ分析を活用することで、データに基づいた人員配置が可能になります。それにより配置ガチャによる、モチベーションの低下や、退職を防ぐだけでなく、性格の不一致が原因で起こりうる対立を事前に予測し、適切な対処法を計画することができます。

 

適性に合わせたマネジメントとキャリア支援

ビッグファイブ分析で開放特性が高い場合、新規プロジェクトや創造的な業務に向いている可能性があります。誠実特性が高い人には、綿密な計画立案や品質管理の役割が適しているでしょう。外向特性が高い場合は、営業職やリーダーシップを発揮できるポジションが向いているかもしれません。調和特性の高い人には、チーム調整役やカスタマーサービス部門が適していると考えられます。情緒特性が高い場合は、安定した環境でのデータ分析や研究職が適している可能性があります。

 

このようにビッグファイブ分析を活用することで、本人のニーズや適性に合わせたマネジメントや育成ができるようになります。それにより、従業員が自己の性格特性に合った仕事を行うことになり、仕事の満足度と職場への貢献度が向上します。

 

また、MBO面談や1on1分析の際に、簡単に対象者の性格を確認しながら進めることができます。それにより、上司から部下への伝え方、話し方が変化することで、部下のやる気を引き出すことができるようになるでしょう。

 

 はやみ|ビッグファイブ性格分析は、これらの方法で組織の効率と従業員の満足度を向上させることが期待されます。これにより、人事およびマネージメントの分野での戦略的意思決定が強化され、組織全体のパフォーマンスが向上します。

 

実際にやってみよう!

 はやみ|ここではTOiTOiの実際の画面を見ながら、ビッグファイブ性格分析をする流れを解説します。

 

チームまとめてビッグファイブ診断を実施する場合

 はやみ|初めてTOiTOiを導入する場合、受験者共通のURLを発行することで、個別での送付や入力の手間が省けます。

 

ビッグファイブ診断用URLを発行する

 はやみ|ビッグファイブ診断のURLの発行方法について解説します。まずはホーム画面からチームを追加するをクリックしましょう。

 

 

 はやみ|チーム名を入力し、この情報を追加するをクリックしましょう。

 

 はやみ|ホーム画面からビックファイブ診断をするをクリックしましょう。

 はやみ|プルダウンから対象チーム名を選択し、診断用URLを発行をクリックしましょう。

 

 

 はやみ|初回の場合のみ、診断用URLはショートバージョン(質問数10/精度低)とロングバージョン(質問数60/精度高)の2種類が発行されます。基本的にはロングバージョンの方で実施してください。受講者にURLを送付します。

 

 

ビッグファイブ性格診断の質問に回答する

 はやみ|受験者は、氏名、性別、生年月日を入力して、回答を開始するをクリックしましょう。

 

 はやみ|入力内容に相違ないか確認して、回答を開始するをクリックしましょう。

 はやみ|質問に回答していきます。

 

 はやみ|下記の画面が表示されたら、テスト終了です。

 

 

結果を確認する

 

 はやみ|ホーム画面からチーム一覧をするをクリックしましょう。

 

 

 はやみ|受験者のチームをクリックしましょう。

 

 

 はやみ|受験者のアイコンをクリックしましょう。

 

 

 はやみ|受験者のアイコンをクリックしましょう。

 

 

 はやみ|受験者のアイコンをクリックしましょう。

 

 

※TOiTOi活用のポイント!

メンバーメニューの編集するをクリックすると、メンバーの編集画面に移動します。編集画面から顔写真から、氏名、性別、生年月日などの基本情報から、会社情報、家族情報などを登録できます。

 

個別にビッグファイブ診断を実施する場合

 はやみ|新しくチームに加わるメンバーがビッグファイブ診断を受ける場合について解説します。

 

ビッグファイブ診断用URLを発行する

 はやみ|ビッグファイブ診断のURLの発行方法について解説します。ホーム画面からメンバー一覧をクリックし、受講者をクリックしましょう。

 

※TOiTOiに登録されている顔写真と個人情報はチャットGPTで出力した架空人物です。

 

 はやみ|メンバー詳細を表示するをクリックしましょう。

 

 

 はやみ|ビッグファイブを入力をクリックしましょう。

 

 

 はやみ|診断用URLを発行をクリック。初回の場合のみ、診断用URLはショートバージョン(質問数10/精度低)とロングバージョン(質問数60/精度高)の2種類が発行されます。基本的にはロングバージョンの方で実施してください。受講者にURLを送付します。

 

 

ビッグファイブ性格診断の質問に回答する

 はやみ|名前の記載に間違いがないか確認し、間違いなければ、回答を開始するをクリックしましょう。

 はやみ|質問に回答していきます。

 

 はやみ|下記の画面が表示されたら、テスト終了です。

 

 

結果を確認する

 はやみ|メンバー一覧から、結果を確認したいメンバーをクリックしましょう。

 

 

 はやみ|メンバー詳細を表示するをクリックしましょう。

 

 

 はやみ|スクロールしてビッグファイブ診断を確認します。

 

 

 はやみ|ビッグファイブレポートをダウンロードをクリックすると、PDFで診断書を出力できます。診断書では対象者の性格をより深く解説しています。

 

 

 はやみ|ビッグファイブ診断は、繰り返し受験可能です。定期的に実施してみるのもいいでしょう。

 

※TOiTOi活用のポイント!

操作方法が分からない時は、ピンクの?マークをクリックすると、解説動画が表示されます。

 

 

 はやみ|PC操作が苦手な人でも安心して使えますね。

 

TOiTOiのビッグファイブ診断に関するよくある質問

りーくん受験者がいつ受験が完了したかわかりますか?

 

 はやみ|はい、わかります。受験完了後、ホーム画面のシステム通知に案内が届きます。また、TOiTOiに登録しているメールアドレスにno-reply@toi-toi.net から、診断完了のメールも届きます。(メール件名:[TOiTOi] ビッグファイブ診断完了通知)

 

 

ひーくん|ビッグファイブ診断の結果はどのように解釈したらいいですか?

 

 はやみ|ビッグファイブ診断では、誠実特性、調和特性、開放特性、外向特性、情緒特性の5因子の高低差によって性格を分析します。例えば、誠実特性はセルフコントロールや責任感に関する因子です。

 

誠実特性が高い場合は自己抑制力や集中力が高く、低い場合はアドリブ力や行動力が高い傾向があります。このように高低差によって、特性の違いがあるだけで、高いから優秀というように優劣がある訳ではありません。そのため診断結果をみる時には、どのような特性があるのかという視点でみていくといいでしょう。

 

 

カンちゃん| ビッグファイブ診断は定期的にした方がいいのですか?

 

 はやみ|ビッグファイブ診断でわかる性格は、後天的要因により形成されたものです。そのため外部環境や役割の変化などにより変化することがあります。そのため、従業員に自己理解を深める機会を作るために、定期的に実施するのもいいでしょう。TOiTOiのビッグファイブ診断は追加料金なしで、何回でも受験可能です。

 

まとめ

 はやみ|株式会社ロジック・ブレインは、人的資本に取り組みたいと思う全ての人を応援します!

 

株式会社ロジック・ブレインのクラウドHRMシステムTOiTOiなら、社員の個性をAIで分析して行動傾向を把握し、それぞれの特性に合わせて最適なマネジメントを支援します。

 

例えば、コンピテンシー機能を活用すれば、ハイパフォーマーと比較分析し、対象者の良い点、改善点を数値化でき、具体的な指導が可能です。また、ビッグファイブ診断の結果や1on1の記録なども一元管理できます。それにより、人体資本経営への最初の一歩をサポートします。

 

また、TOiTOiを導入しただけで終わらないようにするために、専門知識を有したコンサルタントによるサポートも提供しています。詳しくは、TOiTOi公式サイトよりお問い合わせください。

 

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